「毎日レッスンを受けているのに、なかなか英語力が伸びない…」「レッスンで学んだ表現を翌日にはもう忘れている…」「予習・復習が大事なのはわかっているけど、時間がなくて結局レッスンを受けるだけになっている…」——心当たりはありませんか?
結論からお伝えすると、オンライン英会話は「レッスン前10分の予習」と「レッスン後10分の復習」を加えるだけで、学習効果が劇的に変わります。レッスンだけ受けて予習・復習をしない状態は、スポーツで試合だけして練習をしないのと同じです。
この記事では、忙しい社会人でも無理なく続けられる予習3ステップ・復習4ステップ・スキマ時間活用スケジュール・便利ツール5選・予習復習しやすいサービスまで、すべてこの1記事で解説します。
オンライン英会話の予習・復習はなぜ重要なのか【効果が劇的に変わる】

オンライン英会話のレッスンを「受けっぱなし」にしていませんか?実は、これが英語力が伸びない最大の原因です。
ドイツの心理学者エビングハウスの研究によると、人間は学んだ内容を20分後に42%、1日後に約67%忘れてしまうと言われています。つまり、レッスンで学んだ新しい表現やフレーズも、復習しなければ翌日にはほとんど記憶から消えてしまうのです。
✅ 予習・復習をする場合
- レッスン内容の理解度が高い状態でスタートできる
- 学んだ表現が長期記憶に定着しやすい
- 「使える英語」が着実に増えていく
- レッスン中に質問や発言が増え、密度が上がる
- 上達を実感できるためモチベーションが続く
❌ レッスンを受けっぱなしの場合
- レッスン中に内容を理解するだけで精一杯になる
- 翌日にはレッスン内容の大半を忘れている
- 毎回同じレベルの表現しか使えない
- 「何ヶ月受けても上達しない」と感じて挫折する
- オンライン英会話は意味ないと感じてやめてしまう
重要なのは、予習・復習は「完璧にやる」必要はないということです。レッスン前に10分、レッスン後に10分——たった合計20分の時間を加えるだけで、レッスンの効果は見違えるほど変わります。この記事では、忙しい社会人でも無理なく続けられる、最小限の時間で最大限の効果を引き出す方法を解説していきます。
オンライン英会話の効果的な予習方法3ステップ【レッスン前10分】

予習の目的は「レッスンの密度を上げること」です。予習をしてからレッスンに臨むと、内容の理解に使う時間が減り、その分「話す練習」に集中できます。以下の3ステップを、レッスン前10分で行いましょう。
レッスンで使う教材(テキスト・記事・会話例文)に目を通し、全体の流れと内容を把握します。完璧に理解する必要はありません。「今日のレッスンはこういう内容なんだな」という大枠をつかむだけでOKです。教材がないフリートークの場合は、話したい話題を1〜2個考えておく時間に充てましょう。
教材の中で意味がわからない単語やフレーズを辞書アプリで調べます。全部を調べる必要はありません。3〜5個だけでOKです。調べた単語はノートやスマホのメモアプリに書き出しておき、レッスン中に実際に使ってみることを意識します。発音が不安な単語は、辞書の音声再生で確認しておくとレッスン中に自信を持って使えます。
これが予習で最も重要なステップです。「今日は最近読んだ本の感想を英語で伝えてみよう」「”I’ve been thinking about…” を使ってみよう」など、レッスンで達成したい小目標を1つだけ決めます。この小目標があるかないかで、レッスンの密度が驚くほど変わります。目標は紙やメモアプリに書き、レッスン開始前に目に入る場所に置いておきましょう。
オンライン英会話の効果的な復習方法4ステップ【レッスン後10分】

復習は予習以上に重要です。なぜなら、記憶はレッスン直後が最も鮮明で、時間が経つほど急速に薄れていくからです。レッスン終了直後の10分が「記憶の黄金タイム」です。以下の4ステップで、学んだ内容を確実に定着させましょう。
レッスン中に講師から教わった表現、訂正された文法ミス、初めて知った単語をノートやメモアプリに書き出します。ポイントは「自分の言葉」で書くことです。教材の例文をそのままコピーするのではなく、「こういう場面で使える」「自分の仕事ではこう使えそう」と自分に引きつけてメモすると、記憶に残りやすくなります。
メモした表現を、声に出して3回読みましょう。音読は「目で見る」「口で言う」「耳で聞く」の3つの感覚を同時に使うため、記憶への定着率が飛躍的に高まります。恥ずかしければ小さな声でOKです。「目で読んで終わり」と「声に出す」では、翌日の記憶の残り方がまったく違います。
これが復習で最も成長につながるステップです。レッスン中に「これを英語で言いたかったのに言えなかった」という場面を思い出し、辞書やフレーズ集で正しい表現を確認します。この「言えなかったことを言えるようにする」作業こそが、英語力の成長そのものです。調べた表現は次回のレッスンで使うことを意識しましょう。
復習の最後に、次回のレッスンで使いたいフレーズを1つ決めます。たとえば今日のレッスンで「”I’ve been working on…”」という表現を学んだなら、次回のレッスンでこれを実際に使うことを目標にします。この「復習→次回の目標設定」のサイクルが回り始めると、毎回のレッスンがつながり、英語力が加速度的に伸びていきます。
忙しい社会人のための予習・復習スケジュール例

「予習10分+復習10分が大事なのはわかった。でも、そもそもその20分が取れないんだよ…」という方のために、忙しい社会人でも実践できるスケジュール例を紹介します。ポイントは「まとまった時間を作る」のではなく、「すでにある習慣にくっつける」ことです。
パターンA:夜レッスン派(帰宅後に受講する社会人)
📅 平日の学習スケジュール例(合計45分)
パターンB:朝レッスン派(出勤前に受講する社会人)
📅 平日の学習スケジュール例(合計45分)
パターンC:週末集中派(平日はレッスンを受けない社会人)
📅 週末の学習スケジュール例(1日合計80分)
週末集中派のポイントは、1回目のレッスンで学んだ表現を2回目のレッスンですぐに使ってみることです。「インプット→即アウトプット」のサイクルが1日で完結するため、記憶への定着率が非常に高くなります。平日は通勤中に復習メモを見返すだけでOKです。週末にまとめて受けたい方はネイティブキャンプの受け放題プランが最適です。
予習・復習でやりがちなNG例
せっかく予習・復習の時間を取っても、やり方を間違えると効果が半減します。よくあるNG例を確認しておきましょう。
- 予習で教材を完璧に和訳してしまう——レッスン中に「もう内容を知っている」状態になり、集中力が下がる。予習は「ざっと目を通す」程度でOK。発見や疑問をレッスンに残しておくほうが学習効果は高い
- 復習を翌日以降に回してしまう——記憶は時間が経つほど薄れるため、翌日に復習しても効果は半減する。レッスン直後の3分が翌日の30分に匹敵する
- ノートに丁寧に書きすぎて時間がかかる——美しいノートを作ることが目的ではない。スマホのメモアプリに箇条書きで十分。大切なのは「書く時間」ではなく「見返す回数」
- 新しい単語を大量に覚えようとする——1回のレッスンで覚える単語は3〜5個が限界。欲張って20個リストアップしても翌日には忘れる。少数を確実に定着させるほうが効率的
オンライン英会話の予習・復習で使えるツール・アプリ5選

予習・復習を効率化するために、以下のツールを活用しましょう。すべて無料(または無料プランあり)で使えるものを厳選しました。
| 用途 | おすすめツール | 使い方 |
|---|---|---|
| 復習メモ | Notion / Googleスプレッドシート | 学んだ表現を日付ごとに記録。「使った場面」「例文」のセットで書くと振り返りやすい |
| 辞書・翻訳 | Weblio / 英辞郎 on the WEB | 予習時の単語チェック+復習時の「言えなかった表現」の確認に使用。例文が豊富で使い方がわかりやすい |
| 単語帳 | Anki / mikan | レッスンで学んだ単語を登録して反復学習。忘却曲線に基づいて最適なタイミングで復習テストが出題される |
| 発音練習 | スマホの録音アプリ | 音読を録音して自分の発音を確認。講師の発音との違いに気づける。恥ずかしいが効果は絶大 |
| シャドーイング | NHK World / TED Talks | リスニング力と発音の同時強化。レッスン外の自主学習としてスキマ時間に活用 |
中でも特におすすめなのは復習メモの習慣化です。NotionやGoogleスプレッドシートに「日付 / 学んだ表現 / 使う場面 / 次回使いたい表現」の4列を作り、毎回のレッスン後に1〜3行だけ書き足していきます。1ヶ月続けると、自分だけの「レッスンで学んだ英語表現集」が完成します。この表現集を月末に見返すと、自分の成長が可視化できてモチベーションが上がります。
復習メモのテンプレート例
実際に復習メモをどう書けばいいか、具体例を紹介します。このフォーマットをNotionやスプレッドシートにコピーして、毎回のレッスン後に1〜2行ずつ埋めていくだけでOKです。
| 日付 | 学んだ表現 | 使う場面 | 次回使いたい表現 |
|---|---|---|---|
| 3/29 | I’ve been working on a new project. | 仕事の近況を聞かれた時 | “It’s been challenging but rewarding.” |
| 3/28 | Could you elaborate on that? | 会議で相手の意見を深掘りしたい時 | “That’s a great point. I’d like to add…” |
| 3/27 | I’m looking forward to it. | 予定や計画について話す時の締め | “How about you? Any plans?” |
ポイントは「使う場面」の列を必ず書くことです。単語や表現を覚えるだけでなく「いつ使うか」をセットで記録しておくと、実際のビジネスシーンで「あ、この表現使える!」と思い出しやすくなります。書く量は1行でも2行でもOK。大切なのは毎回のレッスン後に必ず書くことです。
予習・復習しやすいおすすめオンライン英会話サービス4選

オンライン英会話サービスの中には、予習・復習の仕組みがサービス内に組み込まれているものがあります。自分で復習の仕組みを作るのが面倒な方は、以下のサービスが特におすすめです。
| サービス | 月額料金 | 予習・復習サポート機能 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| hanaso | 4,980円〜 | hanasoメソッド(自動復習システム)——レッスンで学んだフレーズが忘却曲線に基づいて自動的に復習テストとして出題される。復習を仕組み化したい人に最適 | 自分で復習の管理をしたくない人 |
| Kimini英会話 | 1,210円〜 | 予習・復習専用画面——各レッスンに対応した予習コンテンツと復習コンテンツが用意されており、何をやればいいか迷わない | 予習・復習の方法がわからない初心者 |
| DMM英会話 | 4,880円〜 | 自動録音機能+iKnow!アプリ連携——レッスンが自動で録音されるため復習に活用可能。iKnow!で語彙の反復学習もできる | レッスンの振り返りを録音で行いたい人 |
| ネイティブキャンプ | 7,480円 | 受け放題で「同じ教材を繰り返す」復習法が可能——同じ教材を違う講師で何回でも受けられるため、レッスン自体が復習になる | 反復練習で定着させたい人 |
予習・復習の仕組みが最も充実しているのはhanasoのhanasoメソッドです。レッスンで学んだフレーズが自動的に復習テストとして出題されるため、「自分で復習の管理をしなくても、やるべきことが自動的に提示される」のが最大の強みです。復習が続かなかった方に特におすすめです。
初心者で「何を予習・復習すればいいかわからない」という方にはKimini英会話がおすすめです。各レッスンに予習・復習用のコンテンツが用意されているため、迷うことなく学習サイクルを回せます。オンライン英会話の選び方も参考に、自分に合ったサービスを見つけてください。
なお、ビジネス英語を重点的に学びたい方にはビズメイツもおすすめです。ビズメイツは全講師がビジネス経験者で、レッスン内容が仕事の場面に直結しているため、予習・復習で学んだ表現をそのまま実務で使えます。たとえば「来週の英語プレゼンの資料を教材として持ち込んで練習する」「メールの英文を講師にチェックしてもらう」といった、仕事と直結する予習・復習サイクルが回しやすいのが特長です。ビジネス英語に強いサービスについてはビジネス英語特化ランキングも参考にしてみてください。
オンライン英会話の予習・復習でよくある質問(FAQ)

復習のほうが優先度が高いです。予習は「レッスンの密度を上げる」効果がありますが、復習は「学んだ内容を記憶に定着させる」効果があります。時間がなくてどちらか一方しかできない場合は、復習を優先しましょう。レッスン直後の3分間でメモを取るだけでも効果があります。
予習10分+復習10分の合計20分が理想ですが、最低限は予習2分+復習3分の合計5分でもOKです。「レッスンで話したいことを1つ決める(2分)」+「学んだ表現を1つメモする(3分)」——この5分だけでも、何もしない場合とは効果が大きく違います。完璧な予習復習を目指すより、毎回5分でも継続することが最も大切です。
「日付 / 学んだ表現 / 使う場面 / 次回使いたい表現」の4列で記録するのがおすすめです。NotionやGoogleスプレッドシートに1行だけ書き足す形式にすると、負担が少なく続けやすいです。手書きノートでもOKですが、スマホでいつでも見返せるデジタルツールのほうが通勤中の確認に便利です。
フリートークの場合は「話したい話題を2〜3個リストアップする」「その話題に関連する単語を5個調べておく」が予習の代わりになります。話題の選び方については、オンライン英会話の効果的な活用法の記事も参考にしてください。
飽きを防ぐには復習方法に変化をつけるのが効果的です。月曜は音読、火曜は自分で例文を作る、水曜は通勤中にシャドーイング、木曜は復習メモの見返し——のように曜日ごとに変えると、マンネリを防ぎつつ多角的に記憶を定着させられます。
ビジネス英語の場合は「自分の仕事で実際に使う場面を想定した予習」が特に効果的です。たとえば「来週の英語会議で使いそうなフレーズをレッスンで練習する」「プレゼン資料の英語を予習してレッスンで講師にチェックしてもらう」など、仕事と直結する内容で予習・復習すると実践力が身につきます。ビジネス英語に特化したサービスならビズメイツがおすすめです。
レッスンを受けるだけでも「英語を話す恐怖心が減る」「簡単な受け答えができるようになる」といった効果はあります。しかし、「使える表現を増やす」「文法の正確さを上げる」「ビジネスで通用する英語力を身につける」ためには予習・復習が不可欠です。「何ヶ月もレッスンを受けているのに上達しない」と感じている方は、まず復習だけでも始めてみることをおすすめします。
まとめ:オンライン英会話は予習10分・復習10分で効果が劇的に変わる
この記事では、オンライン英会話の予習・復習について、なぜ重要なのか、予習3ステップ・復習4ステップの具体的なやり方、忙しい社会人のためのスケジュール例、便利ツール5選、おすすめサービス4選まで解説しました。
最も大切なポイントは3つです。
①予習は「今日話したいことを1つ決める」だけでも効果あり(2分)
②復習は「学んだ表現をメモする」だけでもゼロとは雲泥の差(3分)
③完璧な予習復習より「毎回やること」が圧倒的に大切
合計5分でも20分でも、予習・復習の習慣があるかないかでオンライン英会話の効果は劇的に変わります。今日のレッスンから、まずは復習メモを1行だけ書くことから始めてみてください。

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